オープン戦わずか1勝の阪神 沈黙続く打線に球界OBから辛口エール「ノーアウト満塁でも点が取れない。危機感を持った方が良い」
中野はオープン戦で打率.091と本調子とは程遠い出来。開幕までに状態を上げたいところだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今月末に開幕を迎えるプロ野球は、オープン戦日程も残り1週間を切った。すでに各球団とも、シーズンを見据えたメンバーを起用し試合を行なっている中、昨季のセ・リーグ覇者である阪神はオープン戦で1勝11敗1分けという成績にとどまっている。
【動画】「これが実力だよ」2024年3月17日【 阪神 vs 中日 】 佐藤義則の眼
初戦から9連敗と黒星が続き、3月13日のロッテ戦で初勝利をあげたものの、その後のバンテリンドームでの中日3連戦では1分け2敗。特に、その内2試合で無得点に終わり、またノーアウトでランナーを溜めながらあと一本が出ないなど、打線の元気のなさが目立つ試合内容となった。
オープン戦ながらもシーズンが目前となっていることもあり、阪神打撃陣の状態を不安視する声はより強まっている。
「やっぱりチャンスで打てるようになっていかないと、点数も入らない」
そう語るのは、現役時に阪急、オリックスで通算165勝をマークし、阪神の投手コーチも務めた佐藤義則氏だ。YouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』の中で、バンテリンドームでの阪神の戦いぶりを振り返っている。
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