なぜ阪神は巨人を3タテできたのか 単独首位に浮上 球界OBの考察 チーム一丸となっての攻略に「阪神の選手たちの高い技術がある」
その上で浮上に関しては「全力で5、6回までいってみる そういう作業をやってほしいな」と助言を送ることも忘れなかった。
また初戦に戸郷を早期KO、救援陣も打ち込み7点を奪った阪神打線に関しても言及。1試合目、2試合目とも阪神打線に明確な意志を感じたとする。
2戦目も初回に佐藤輝明が逆方向に本塁打を放つなど、赤星優志を攻略。この点に関して高木氏は「各打者が1試合目と同様に逆方向に打つんだよ」とコメント。「特に左バッターが逆方向に打つケースが多いんだよね」とした。
佐藤輝明の2戦目の1試合2発の逆方向弾含め、「木浪も1試合目のとき、満塁のとき流している」と4日のゲームでは7回二死満塁の好機に木浪聖也が走者一掃となる適時二塁打を放ったことに注目。
この場面、木浪は1ストライクから2球目、堀田賢慎の146キロストレートをレフト線へ運び試合を決定づける大きな3点を奪った。
同じく左打者の前川右京も流し打ちでチャンスメイクに貢献しているとした。
「逆方向に打つ、(チームで)ミーティングされているな それができる阪神の選手たちの高い技術があるな」とチーム一丸となって、巨人投手陣を攻略していったことが3連勝へとつながったと解説した。
動画内では他球団の戦いぶりについても触れている。
23年に日本一を飾った阪神では藤川球児新監督がどんな手法でチームを上昇気流に乗せていくのかも注目されている。このまま走るか、今週の戦いぶりも引き続き、話題を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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