いよいよ歓喜の瞬間へ 阪神・岡田彰布監督が4番に求めたものとは 【18年ぶりアレへの道】

タグ: , , , , 2023/9/14

 結果、今季4番の座を開幕から守り続けたのは大山悠輔だった。「4番・一塁」として先発出場を続ける中で、特筆すべきは四球の多さだ。「88」四球はリーグトップ、他球団の主砲と比べてもその数は圧倒的だった。

 今季はチーム方針として一つでも四球を多く取ることを岡田監督も求めたが、4番が率先してその姿勢を見せたことでほかのナインにも考えは浸透。リーグトップの「450」四球を積み上げた(記録はすべて12日現在)。安打が出なくとも出塁し、足をからめて相手バッテリーにプレッシャーを与え、点を奪う。阪神の必勝パターンの一つともなった。

 また指揮官が求めた「誰もが認める4番」は打撃以外の面にも現れている。大山はたとえ凡打しても一塁へ全力疾走を欠かさない。走攻守において4番が全力プレーを見せることでチーム内の士気を高めた側面もある。

 軸がしっかりしているチームは強い。まもなく迎える歓喜の瞬間、その中心に大山はいる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】阪神快進撃の象徴 このままVロードを突っ走れるか 岡田監督も信頼を寄せる「選手の名前」

【関連記事】「非常に頼もしく思う」球界OBが阪神の強さを感じた助っ人ミエセスの行動「みんなが優勝に向いている」

【関連記事】阪神5連勝!球界OBをうならせた評価爆上がりの『森下伝説』とは

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム