大谷翔平の打席で「東京ドームほど静かな球場はない」 米記者が“異様な雰囲気”に注目「誰もが何かすごいことを期待している」

大谷が打席に立つと球場には異様な雰囲気が漂っていたという(C)Getty Images
偉才の打席で漂う“異様な雰囲気”が話題だ。
日本時間3月16日、東京ドームでドジャースvs阪神のプレシーズンゲームが行われ、この試合に「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は、2打数無安打で途中交代。前日の巨人戦で豪快な2ランを右中間スタンドに叩き込み、日本凱旋を飾っている30歳だが、この日は、相手先発・才木浩人の前に空振り三振、中飛と2打席凡退だった。
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球場内の視線が一点に集まる中、初回の第1打席は、いきなりストレート2球で追い込まれ、カウント2-2からワンバウンドのフォークで空振り三振に倒れた大谷。さらに3回2死走者なしの第2打席は、フルカウントから内角高めの6球目ストレートを強振するが、力のない中飛に終わり、2試合連続の本塁打とはならなかった。
ただこの日、一部で話題なのは、ドーム内の独特な雰囲気だ。試合中、米メディア『The Sporting Tribune』でCEOを務めるアラシュ・マルカジ記者は、Xを更新。「オオタニの打席で東京ドームほど静まり返る球場を知らない。誰もが息をのみ、携帯電話でその瞬間をとらえ、何かすごいことが起こるのを期待していた」と伝えている。
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