「さみしい限り」の15三振…打撃不振が続く阪神に球団OBが見解「不調であることに自覚を」
また、「速いボールへの対応も考えていかないといけない」「ランナーが出てから掻き回すことなどをしていく必要がある」と攻撃時の意識についても言葉を向けながら、「27個のアウトの内、計15個を三振で取られているのはさみしい限りかなと思います」と話し、表情を曇らせた。
加えて、「追い込まれて落ちるボールを振ってしまう。高めのボールは打ちに行っても、前に飛ばずにファウルになりカウントを悪くする。そういうパターンが多い」と各打者へボールの見極め方にも苦言を呈しており、その上で、「これだけ三振を取られたら言わざるを得ない。火曜日から、また打線が奮起できるように頑張って欲しいです」とエールを送った。
佐藤氏は他にも、この日の大幅な打線変更を踏まえ「(岡田彰布)監督も苦労している」と指揮官の心境にも想いを巡らせている。
対戦カードも一巡し、4月16日からはふたたび巨人との3連戦となり、甲子園で宿敵を迎え撃つ。本拠地で勢いに乗るためにも、打撃陣、各打者の本格的な“開花”に大きな期待が寄せられている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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