阪神・大山悠輔の価値ある再びの右犠飛 名伯楽が分析「横浜でのホームランから、右に打つ気持ちが出てきているのかな」

タグ: , , , , 2025/9/5

4日の中日戦で7点目の右犠飛を放った阪神・大山悠輔(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 阪神は9月4日の中日戦(バンテリン)に7-5で逃げ切り勝利。初回の4番・佐藤輝明の右越え36号2ランで先制するなど、7回までに7得点。自慢の中継ぎ陣が崩れ、5点を返される辛勝だった。

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 結果的に阪神は7回の4得点が大きかった。近本光司、森下翔太にタイムリー二塁打が飛び出し、なおも一死一、三塁。中日が4番手・梅野雄吾を送り込んだ直後、5番・大山悠輔が初球のカーブを逆方向に運び、7点目の右犠飛とした。

 この場面に着目したのが、現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏だ。名伯楽は9月4日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「大山の犠飛であるとか、阪神の方がチャンスをものにして、点数を取っている」と指摘した。

 最近の大山はチャンスで、右方向への打撃が目立つと見ている。転機は8月26日のDeNA戦(横浜)。「前半戦はランナー二塁の場面でも、引っ張りにかかっていたけど、横浜でのホームランから、右に打つ気持ちが出てきているのかな。高いボールは引っ張らないで右に打つ(意識が出ている)」と分析した。

「横浜でのホームラン」とは9回、1点差の二死一塁から、DeNAの守護神・入江大生の初球154キロを右翼席に突き刺した逆転8号2ランだ。

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