藤川阪神のビハインドにおける投手起用の最適解は？ 元投手コーチが注文「ベテランじゃなくて、若手を使ってほしかった」
3日のブルペン陣を見れば、門別、木下、岩貞をのぞくメンバーは、いずれもリードか接戦の場面を主戦場とする投手。それも踏まえた上で、佐藤氏は木下の8回続投を望んだ。
「そのまま木下を投げさせてもと思ったけどな。（4日は）試合がないし。イニングを投げて覚えていかないとダメ。これだけ出番がなかったら、投げられるときに投げさせないとって思う。せっかくいいものを見せていたら、投げさせて勉強させないといけない」
結果的に岩貞は連打でピンチを招くと、代打・北村恵吾に左越え3ランを浴びた。ペナントレース独走ゆえに、若手に実戦で学ばせる機会が限られているのも事実。勝利最優先の采配と、将来を見据えた育成。そのバランスをどう取るか、首脳陣の手腕が問われる。
［文／構成：ココカラネクスト編集部］
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