藤川阪神のビハインドにおける投手起用の最適解は? 元投手コーチが注文「ベテランじゃなくて、若手を使ってほしかった」
3日のヤクルト戦を1-8と大敗した阪神・藤川球児監督(C)Getty Images
現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏が8月4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神が1-8で大敗した3日のヤクルト戦(神宮)における投手起用に注文をつけた。
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佐藤氏が「久々の大敗でした」と振り返った試合は、8イニング中7度も先頭打者を出し、今季チームワーストの8失点。約2カ月ぶりの先発だったジェレミー・ビーズリーも4回に崩れた。「あれだけ先頭打者を出していたら、守りもそうだし、チームはリズムに乗れない」と攻守両面の悪影響を指摘した。
2番手・門別啓人も悪い流れを断ち切れず、5回に内山壮真のタイムリー、村上宗隆の2ランとたたみかけられ3失点。0-5と試合の大勢が決した。
今季の阪神にとっては、珍しい大量リードを許す展開。名伯楽は、そんな試合でこそ、経験値が浅い若手にイニング数を重ねてほしいと、常々考えている。7回の1イニングを無失点に抑えた3番手・木下里都の後、8回からプロ12年目の33歳左腕・岩貞祐太を投入した場面に違和感を覚えた。
「岩貞は負けゲームで多く使われているんだけど、それ以外の投手を見たことがない。これだけ接戦して、勝っていると、なかなか出番がない投手が多いので、もっとその辺を使ってあげたらいいのに。残念ながら、いつも同じ顔ぶれしか出てこない。ベテランじゃなくて、若手を使ってほしかった」






