チーム防御率「1・44」のヤクルト 球団OBが驚愕したリリーフ右腕の“覚醒”「真っ直ぐがめちゃくちゃいい」
ヤクルトと広島の開幕戦を見た宮本氏は、とてつもない“剛球”を投げるある右腕に驚いたという。それは2016年ドラフト2位で今季7年目の星知弥だ。宮本氏は星が投げるボールを見て「びっくりした」と話し、「真っ直ぐがめちゃくちゃ良かった。真っ直ぐ全部いっても、一時抑えられるんじゃないかなと思う」と、最速155キロのストレートに驚いた様子で語った。
星は今月2日の広島戦、2-2で迎えた8回にマウンドに上がると、1回1安打無失点の投球を見せ、4年ぶりの勝利投手となった。今季はここまで6試合に登板し、1勝0敗、防御率は0・00と好調ぶりを披露している。宮本氏は星の投球を見て、「思わず伊藤コーチに『どうした星』と電話した。『確変中やぞ』と言っていた」と、ヤクルトの伊藤智仁投手コーチに連絡したことを明かした。
また、ここまでの古巣の好調ぶりを見て「まだたった10試合だけど、ヤクルトと阪神の一騎打ちかなと。他がモタモタしているから。まだ開幕して間もないから何とも言えないけど」と話し、宮本氏はヤクルトと阪神の優勝争いを予想した。
開幕ダッシュに成功したヤクルトは3連覇に向けて好調を維持することができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「我慢ということも大切なのかな」打線がつながらず拙攻の原巨人に球界OBから指摘された「ウイークポイント」
【関連記事】WBC組の「離脱ドミノ」止まらず ヤクルト・山田哲人もアクシデント 12球団が戦々恐々の舞台裏
【関連記事】岡田監督にあって原監督に「ないもの」伝統の一戦で「見えたもの」とは