監督ウケ悪い?FA森友哉「捕手でのいやらしさない」「年寄り」言われ放題
球界を代表する捕手に成長した森だが、さかのぼると侍ジャパン稲葉篤紀・前監督の怒りを買ったこともある。首位打者でMVPを獲得した19年、国際大会プレミア12の代表メンバーに選ばれたが、体調不良を理由に辞退。同時期の西武キャンプには元気に練習参加し、当時の稲葉監督が「日の丸に真剣に向き合えない選手は選ばない」と発言。具体的な選手を指したものではなかったが、以降、東京五輪も含めて稲葉監督が森を代表に呼ぶことはなかった。
西武では、辻発彦監督の「地雷」もたびたび踏んでいる。とくに22年4月に敵地のロッカールームで起こした右手人さし指骨折は、ひんしゅくを買った。試合後に捕手のマスクを投げつけたことが原因で1か月半の戦線離脱。「チームとして許されることじゃない」と自制心のない行動で指揮官を激怒させた。
やんちゃな一面があり、金髪にもする個性派。なにかとツッコミどころがあって、言われやすい?傾向にある森だが、厳しい言葉は実力が認められている裏返しでもある。オリックス入りでますます警戒される森に対する、他球団の「監督評」にも注目したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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