FA戦線の目玉、西武・森が「巨人だけには絶対行かない理由」
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残すところヤクルト対オリックスの日本シリーズの戦いのみとなった2022年シーズン。両球団以外は、はやくもストーブリーグに突入し、その名がメディアを賑わせ始めている選手もいる。
特にFA戦線では、各球団の主力選手の多くが権利を行使すると予想されており、中でも去就が注目を集めているのが西武の森友哉だ。
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2014年の西武入団後、はやくから正捕手として「扇の要」を担ってきた。また、2019年には首位打者、リーグMVPにも輝くなど、そのバッティングセンスも高く評価されている。
現在27歳という年齢もあり、セ・パ複数球団との交渉が有力視される中、森に対して強い関心を示していると伝えられるのが巨人だ。
巨人はここ数年、正捕手不在の状況が続いており、今季4位に終わった原因も最後まで信頼を寄せる捕手が定着しなかったことが響いた。チームは「打てる捕手」へのこだわりが強いことで知られていることからも、森が宣言した場合、全力を挙げ獲得へ乗り出すとの見方が強まっている。
だが、球界OBの1人からは、これまでFAで多くの選手が加入してきた巨人でも、森の獲得の可能性は薄いとの意見も聞かれている。
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