里崎智也、交流戦負け越しのセ・リーグに新提案「ピッチャーもバッティング練習を」
また、パ・リーグが10年連続の勝ち越しを決めた交流戦について、「パ・リーグが強いのはDH制の有無ではない」と断言。
「パ・リーグはDH制があるから、セ・リーグの主催試合では普段守備につかないところを守らないといけない。守備面のマイナスがある。一方のセ・リーグは、ピッチャーが必ず打席に入るという特性を全く生かしていない。ピッチャーに3割打てとは言わないが、それなりに打てるくらいにはして欲しい。普段打席に入らないパ・リーグのピッチャーと変らない。普段から打席に入るのだから、バッティングもバントも走塁も、もっと練習して欲しい」と提案。
バッティング練習に時間を費やすとピッチャーとしてのレベルが下がる、という意見に対しては「毎日ずっと投球練習をしているわけではない。エンドランを想定したバッティングや進塁打など、もっと真剣に練習して欲しい。しかも、チームとしてキャッチャーも打てない、ピッチャーも打てないとなると、一試合2イニング無駄にしているのと一緒。セ・リーグのピッチャーには必死さがない。それではいつまでたってもパ・リーグに勝てない。できるかできないかではなく、やるかやらないかだけ。仕事でも、勉強でも、できないなら自分の時間を割いてでもできるようにするべき。野球選手に限らず、サラリーマンでも、それがプロ」とアドバイス。野球解説の領域を超えた副音声放送に、視聴者からは大きな反響が寄せられた。
試合は、1点を追うロッテが9回2アウト走者なしの土壇場で楽天守護神の松井裕樹投手から3連続フォアボールを奪い満塁に。清田育宏選手が逆転の2点タイムリーを放ち、試合をひっくり返した。
「BS12プロ野球中継2019」の次回は、7月4日の福岡ソフトバンクホークスVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦を放送。主音声の実況を石黒新平さん、解説を若菜嘉晴さん、副音声の実況に上野智広さん、解説に聖澤諒さんを招いて放送する。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]