「大谷の前にどれだけ塁に出られるか」元WBC戦士が侍打線を分析!キーマンに指名された選手とは
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いよいよ開幕を迎える野球世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。過去2回、世界一を掴んでおり、今大会も優勝候補に挙げられている侍ジャパンは3月9日、初戦の中国戦を戦う。
7日には大会前最後の強化試合となるオリックス戦に挑み、9-1で大勝している。この試合は、打撃陣の中で結果を残せていなかった村上宗隆(23)、山川穂高(31)の両スラッガーにも本塁打が出たことで、大会に向けての好材料として捉えられる内容となった。
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メジャーリーガーが加わり厚みを増し、NPBのトッププレーヤーも復調の兆しをみせたことで期待通りのパフォーマンスを披露した侍ジャパンの打撃陣。本大会を目前にし、球界OBもこの日の結果で太鼓判を押しているようだ。
「打順変更がものの見事にハマった」
オリックスとの強化試合の内容をそう振り返るのは現役時、ロッテで長く活躍し、第1回WBCにも出場した里崎智也氏だ。自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を3月7日、侍ジャパン対オリックスの試合終了後に更新、中継解説での感想も交えながら、試合内容の分析を行っている。
この日、初回に待望のスリーラン本塁打を放った村上に対し、里崎氏は「打順を6番に下げたことが功を奏した」として、前日の阪神戦では大谷翔平(28)の次、4番だったことが重圧になっていたと指摘。本大会でも村上はこのまま6番での起用が濃厚であると見込みを述べている。