悩める侍ジャパンの“二塁手問題”に橋上秀樹氏が見解「2人とも状態が良くないなら」

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(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す侍ジャパン。3月7日には京セラドームでオリックスと壮行試合を行い、9-1で勝利した。

 この日は侍ジャパンの打線が絶好調。この日4番に入った吉田正尚(29)が3安打、4打点と大暴れを見せると、状態が上がらず6番に打順を下げた村上宗隆(23)は3ランを放った。また、村上と同じく不振だった山川穂高(31)は4回に初安打と初打点を記録すると、8回には待望の一発を放ち、復調の兆しを見せた。

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 本番前の最後の実戦となったこの試合を、球界OBはどう見たのか。現役時代はヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルト、さらには侍ジャパンでコーチを務めたBCリーグ新潟アルビレックスBC監督の橋上秀樹氏が自身のYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で、オリックスとの壮行試合を振り返った。

 橋上氏は、これまでの壮行試合で4番での起用が続いていた村上を6番にしたことについて「これはね、栗山監督含めベンチは相当勇気がいる決断だったと思いますよ。昨年の実績を考えたときに、誰もが日本の4番は村上だと思っていたはずです。大分我慢しましたけど、最後の最後で動いた」と話し、「長いことNPBで監督を務めた栗山監督の手腕をまざまざと見せていただきました。さすがだなと思いましたね」と、栗山監督の采配を称賛した。

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