巨人・菅野 内海引退でクローズアップされる「エースのDNA」とは
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巨人・菅野智之投手(32)は新型コロナ陽性判定からの復帰登板となった16日のDeNA戦(横浜スタジアム)で6回3失点。試合を作ったが、打線の援護なく敗れた。
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初回は立ち上がりを攻められ、失点を許したもののその後は粘りのピッチング。5回にはソトに本塁打を浴びるなどしたが、直球は150キロを超えるなど、威風堂々とした姿も戻ってきた。7月20日に陽性判定を受け、離脱。約1か月ぶりの登板で6回6安打3失点の内容には「もっと粘らなければいけませんでした」と反省しきりだったが、桑田投手チーフコーチは「すごいナイスピッチングだったと思う。ただ一か月ぶりで試合勘がまだ呼び戻せていなかった」とかばった。
気合は十分だった。この日の試合前にはお世話になった西武・内海引退の一報が流れてきた。入団時からお世話になってきた大好きな先輩。折に触れて「エース道」を学んできた相手でもある。
「菅野は一緒に自主トレを行う後輩の費用を持つなど面倒見の良さも知られていますが、これらも内海が巨人在籍時代から行っていたこと。人一倍練習に熱心なのも『練習は裏切らない』として、陰でも懸命に野球に取り組む内海の背中を見てきたからともいわれています」(放送関係者)
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