パワーは“MLB平均以下”でも「予測不可能」 敵打線を翻弄する菅野智之のエースぶりを米紙も感嘆「これ以上は望めない」
そうした中でローテーションの中で唯一、防御率3.00を下回る数値(2.72)をマークしている菅野は、1年目ながら数少ない「計算ができる投手」として戦力化されているのだ。実際、地元メディアの評価は高まって
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いる。米版『Yahoo! Sports』のトロイ・ブロック記者もオリオールズの“投壊”状況を説いた記事内で、「悲惨な投手陣に暗雲が立ち込める中、トモユキ・スガノは一筋の光明となっている」と絶賛した。
また、地元大手紙『The Baltimore Bannerは「球速変化やボールの動かし方は、非常に予測不可能で、打者を翻弄するんだ」というブランドン・ハイド監督のコメントを紹介した上で、「日本でエースとして活躍したスガノの経験は不安定な先発ローテーションの中で堅実さがあり、特別な何かを感じさせる。この日はスガノにこれ以上のことは望めなかった」と強調した。
もはや頼みの綱と化している菅野。相手打線を惑わす投球術は米球界でも異彩を放つ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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