【巨人】菅野智之 開幕暗雲でささやかれる「戸郷時代」到来
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這い上がれるか。開幕まで2週間を切った大事な時期に巨人のエースに異変が起きている。18日、日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)に先発した菅野智之(33)は1回2安打1失点で降板となった。
菅野はこの日、先頭の五十幡亮太(24)に内野安打を許すと、二盗、三盗を決められ、捕手・小林誠司(33)の悪送球もからみ失点。変化球主体の配球で直球は1球のみと本来の調子とはほど遠かった。
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わずか1回での降板に東京ドームを訪れた観客もどよめく中、右ひじに異変を訴えての降板だったことが明らかになった。
開幕投手にと期待するエースの異変には原辰徳監督も「私の中でも頭が痛いところ。信頼しながら放任しているわけだから。しっかり調整してくれているとこっちは思っている」と渋い顔を隠せなかった。
先発ローテーションは菅野を含めてほぼ顔ぶれは固まりつつあっただけに、思わぬアクシデントとなった。
一方で菅野にとっては今季、背水の陣で迎える大事な年でもあった。昨年は23試合に登板し、10勝7敗、防御率3・12。近年はコンディション不良に悩まされることも増え、改めて今季は目標に「200イニング 15勝」を掲げるなど、V逸しているチームの先頭に立つ強い意思を示していた。
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