「スガノはファンタスティック」2試合連続QSも話題、菅野智之の投球術を指揮官、番記者、ナインも絶賛「彼の後ろで守るのは本当に楽しい」

菅野はチームの信頼を勝ち取る好投を続けている(C)Getty Images
着実に階段を上がり始めた。
オリオールズの菅野智之は4月23日(日本時間24日)に敵地で行われたナショナルズ戦に先発。
【動画】打たせて取る!菅野が円熟味あふれるピッチングを披露したシーン
メジャー5試合目の先発となったこの試合では初回にジェームズ・ウッド、ジュシュ・ベルに2被弾を浴びるなど3失点スタート。序盤に不安定さを見せたが、その後は立て直した。
ボールを低めに集め、持ち味の打たせて取るピッチングを展開。2回以降は二塁も踏ませず、許した安打は単打の2本のみ、終わってみればチームが3-4と敗れ、3勝目はならなかったが、メジャー自己最多の94球を投げ、7回5安打3失点1奪三振としっかり試合を作った。
これで2試合連続のQS(6イニング以上を自責3点以下)、無四球と安定したピッチングを披露。菅野といえば、フォーシーム、ツーシーム、シンカー、スプリット、スイーパー、カーブなど多くの球種を操る制球力で知られる。そんなオールドルーキーに周囲の評価も高まっている。
試合後、ブランドン・ハイド監督は菅野の投球に関して「すべての球種をうまくおりまぜて、緩急を自在に操っていた。初回の失点から立ち直って、7回まで投げたのはファンタスティックだった」と絶賛。
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