トヨタがF1へ事実上の再参入 ハースと提携でマシン開発に参画

タグ: , 2024/10/11

 この日、国内で行われた記者会見に出席したトヨタ自動車の豊田章男会長は「普通のクルマ好きおじさんの豊田章男はF1撤退で、日本の若者が一番速いクルマに乗る道筋を閉ざしてしまっていたことを心のどこかでずっと悔やんでいたのだと思います」と本音を漏らし、「メディアの皆さん! くれぐれも明日の見出しは『トヨタついにF1復帰』ではなく”世界一速いクルマに自分も乗れるかもしれない”と日本の子供たちが夢を見られるような見出しと記事をお願いします」とも語った。

 記者会見にはハースF1の小松礼雄代表も同席。これまでフェラーリとのパイプが強かったチームだったが、日本人がチーム代表となったことで日本側との風通しも良くなり、トヨタとの提携交渉が円滑に進んだもようだ。

 トヨタは新レギュレーションとなる2026年からのパワーユニットメーカーには入っていないものの、F1や世界耐久選手権などにも導入されているハイブリッドエンジンは得意分野。将来の本格参入も視野に入れているに違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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