1試合19奪三振の記録も! “超打高投低”のメキシコで無双するバウアー それでも米復帰の道は険し「どの球団も恐れている」

タグ: , , , 2024/6/23

 もっとも、バウアーの獲得を米球界に投げかけるレジェンドもいる。かつてヤンキースなどで活躍した怪腕デビッド・ウェルズ氏は、米放送局『FOX News』に対して「私は彼に二度目のチャンスが与えられるべきだと願っているが、どの球団も恐れているんだと思う」と持論を展開。“リスク”を取ろうとしない母国球界に疑問を呈している。

「彼はとんでもない投手だったじゃないか。私はチームに入るべきだと思う。過去にも過ちを犯した選手はいた。だが、彼らには2度目、3度目、多い時には4度目もチャンスが与えられたんだ。それなのになぜバウアーにはチャンスを与えようとしないんだ? もしも、私がどこかのオーナーだとしよう。そうしたら、この男の才能があると判断したうえで、チームの邪魔にならず、登板してくれると確約させて、チャンスを与える」

 そう再起の可能性を説くウェルズ氏はさらにヤンキースやレッドソックスなど9球団を渡り歩いた現役時代の経験を踏まえ、「スポーツ界は悪意ある人たちから頻繁に攻撃される。誰であろうと、アスリートは標的になるんだ」とも吐露。プライベートの問題が一方的に語られるバウアーの現状を慮ってもいる。

 お世辞にも「最高の環境」とは言い難いメキシコで牙を研ぎ続けるバウアー。果たして、彼にメジャーから“待望のオファー”は舞い込むだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】三冠王も見えた!? 大谷翔平の“87年ぶりの偉業”に期待高まる MLB公式番組でも議論「投手としてプレーしていない今年はチャンス」

【関連記事】SNSでメジャー契約“懇願”も「That’s not Bauer」 バウアーに米球界内で揺るがない怪腕への冷ややかムード

【関連記事】「ノーリスペクト」 首位DeNAで「場外乱闘」 バウアーの刀ポーズをめぐって主力選手が球団にかみつく「舞台裏」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム