「理解するのに時間がかかった」バウアーが感じた日米の打者の特徴とは?「日本は早く適応する」
争奪戦が予想されるバウアー。日本球界にとどまるだろうか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
10月15日にDeNAのCSファーストステージ敗退が決まったことを受け、DeNAのトレバー・バウアーの去就に大きな関心が集まっている。来シーズンはどの国で、どのチームでプレーするのか。それと同時に、シーズン序盤は苦戦したにもかかわらず、その後はキチンと日本の野球にアジャストできた、その要因も気になるところだ。
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YouTubeチャンネル「スポーツナビ 野球チャンネル」の取材にバウアーが応じており、その中で日本で活躍できた背景を語った。バウアーは日本とアメリカの違いとして、「真ん中に投げたストレートを打者がファールした場合、『この打者は振り遅れている』と感じるので、同じボールをちょっと高めに投げたり、インサイドに投げればアメリカではアウトが取れました」と口にする。
しかし、「日本の場合、初球のストレートに振り遅れた場合、同じ球に狙いを定めているケースが多いと感じました。日本の打者はアメリカの打者よりも早く適応しているのです」「だから真ん中のストレートに振り遅れた場合、次に真っすぐを内角に投げるとその球をとらえてくるのです」と説明。打者が合っていない球種がわかれば、その球種で強気に投げ込めばアウトにできたアメリカとは違い、日本ではその球種にアジャストされて打ち込まれてしまうと話す。