「契約はありえない!」ヤンキース地元メディアがバウアーの電撃獲得に猛反発 “問題児”のレッテルが夢の障壁に?

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DeNAで異彩を放ったバウアー。今オフの彼の去就は米球界でも大きな注目を集めている。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 メジャーリーグは今オフも大物選手たちの去就に関する話題が活況を呈している。

 ありとあらゆるニュースが飛び交うなかで、エンゼルスからFAとなった大谷翔平をはじめ、ともにポスティングによる移籍を狙う山本由伸と今永昇太など、多くの日本人選手がクローズアップされている。いずれも大型契約が見込まれる彼らの動きには、文字通り世界が熱視線を向けていると言っていい。

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 そんな米球界のストーブリーグにあって、NPBからの復活を果たそうとする助っ人の動向も注目を集めている。トレバー・バウアーだ。

 膨れ上がった注目に値するだけの活躍を日本で発揮した。今年3月にDeNAと電撃契約を締結したバウアーは1軍で19試合に先発。故障離脱を余儀なくされる時期もあったが、10勝を挙げると、防御率2.76、WHIP1.15、QS率78.95%と上々のスタッツを記録。まさしく大車輪の働きを見せた。

 すでにDeNAとの単年契約は満了。今オフの動向については白紙の状態であるものの、複数の米メディアはバウアーがメジャー復帰に向けた動きを見せていると報道。さらに同選手の代理人も複数球団と面談を行っているとX(旧ツイッター)上で公表している。

 実力は全く錆びついていない。ゆえに単純に技量だけで見れば、やはり引く手数多の存在ではあるだろう。しかし、2021年に知人女性に対するDV禁止規定違反でメジャーリーグ機構から324試合の長期の出場停止処分(その後、処分は194試合に短縮)を受けたバウアーには、いまだ素行に対する懸念が米球界内ではあるという。

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