メジャー復帰願望は消えず 米メディアで沈黙を破ったバウアーが自身の過ちを語る「僕は良い人間になろうとしている」

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 騒動から約2年半で改心した様子を見せるバウアーは、「32歳になり、自分が成長したことは確かだ。5年前、10年前とは見方が大きく変わった。違う物事が大切になった」とも強調。そのうえで、メジャー復帰に対する想いを語る。

 もっとも、現状としてバウアーは、交渉こそ持ち掛けてはいるものの、どの球団からも返事が返ってきていないという。ただ、それでも「野球をするのが好きだ」と熱弁を振るった32歳は、こう続けている。

「アメリカで野球をプレーすることが、今の目標だ。自分は世界で最高の投手の1人だと思っている。だから最高のレベルで競い合いたい。ここ2年半は人々を助け、野球のために情熱を捧げている。残念ながらキャリアの前半で多くを失ったと思うが、より良くするために2度目のチャンスを得たい」

 過去の過ちを認め、「今は責任を負っている。僕は良い人間になろうとしている。さらに良くなれるような機会を得たい。自分は変わった」と訴えたバウアー。沈黙を破り、米メディアの前で切実に語った姿は、停滞するメジャー球団との交渉を推し進めるものになりえるか。

 米球界でチャンスを求める男に手を差し伸べる球団が現れなければ、日本球界で活躍の場を求める可能性もゼロではなさそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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