「パフォーマンス封印」宣言もどこまで本気か 勝負の年に新庄監督が示す「決意」とは

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 今年の沖縄入りは一転して、白いジャージ姿。車もタクシー会社のハイヤーと、派手さを一切封印している。「今回はみんなが期待するパフォーマンスはあまりない。野球だけやっていく」と決意を繰り返す。

 3年連続5位に沈んでいたチームを率いた昨季は、結局59勝81敗3分けと大差の最下位に沈んだ。球団の最下位は2013年以来9年ぶり。今季は新球場のエスコンフィールド北海道が開場する。球団はそのための集客効果も期待して知名度ある新庄監督に白羽の矢を立てた。昨春から話題はさらったものの、勝てない野球では集客につながらず、昨季の札幌ドームでの観客動員は伸びなかった。

 新庄監督との契約年数は明らかになっていないが、今季も成績が振るわなければ責任問題が浮上するのは必定。態度や言葉だけでなく、新庄監督にとって勝負のシーズンとなるのは間違いない。

 昨春の実戦ではガラガラポンで打順を決めたり、選手に1日監督を任せたり、パフォーマンスが先行していた。28日に51歳の誕生日を迎えるとインスタグラムを更新。「今年からファイターズの若い選手もみんな成長してきたしボチボチ本気出すとしますか」と覚悟を記した。

 本気の新庄監督は、新生日本ハムは果たして見られるのか。そのための土壌づくりに関しては、ここまでのところ真剣に進められているようには映る。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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