新庄ハム「懲罰降格」もプラスに チーム内好循環生む「ポイント」とは
昨年まではこういったプレーがあってもすぐに抹消はせず、引き続きチャンスを与えていた。戦力不足を抱えていたことで代替選手もいなかった影響もあるが、今回は即抹消。これは選手たちへの引き締め効果を図るとともに、それだけ戦力の上積みを実感しているともいえそうだ。
厳しさを見せる一方でこの日の江越の抜擢や、9回にはピンチを迎えた守護神の田中正義にマウンドへ行って直接の声がけなど要所の配慮は欠かさない。しっかりと緩急をつけた選手マネジメント術でチームにいい風を吹かせている。
チーム防御率(2・84)、チーム本塁打(44)はいずれもリーグトップ。最近は「戦えるチーム」になってきたと評価を高める中で、今後も指揮官のタクトに注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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