精彩を欠く遠藤航にリバプール地元紙は「評価はまだ低い」と酷評 それでもクロップは信頼強調「苦しんですらいない」
現地時間11月10日に会見に臨んだリバプールのユルゲン・クロップ監督は「ワタルは毎日前進しているし、それが重要なことだ。我々には以前にも同様のことがあった」と遠藤の適応に対する持論を語った。
「今年は選手たちが少しばかり速い適応を見せているから、少しばかり異なるように見える。しかし、アンドリュー・ロバートソンが加入後半年間プレーしなかったことを誰も思い出せないだろう。
他の選手たちも同様に最初は苦労していた。まったく問題のないことだ。彼は苦しんですらいないし、我々はかなり良いプレーをして成功している。彼は我々にとってスーパー重要なんだ。彼は多くの試合でプレーしている」
幾度も「重要」と強調し、遠藤の必要性を説いた56歳の熱血漢は、「彼がすべての試合に出ていたとしても、君たちは『でも、プレミアリーグで先発していない』と言うだろう」とメディアへの皮肉を吐露。そして、改めて日本代表MFの成長を見守るべきという意見を訴えた。
「少しのリズムが必要なんだ。しかし、ワタルは、今後も間違いなくプレミアリーグの試合で先発する。これは100%だ。今はインターナショナルブレイクまで乗り切ることが重要で、その後に次々と試合がやって来る。我々がプレーしなければいけない試合数は狂っている。だから、我々には彼ら全員が必要で、君たちも彼ら全員がプレーするのを目にするだろう」
はたして、遠藤は指揮官の信頼に応えられるのか。30歳の日本代表MFにとって今冬は正念場となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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