リーグ制覇してもチーム解体? カップ戦タイトル消滅でリバプールの体制を専門サイトが不安視 スロット監督の手腕に苦言も「批判を受けることになる」
今季終了後、モハメド・サラーやアレクサンダー・アーノルド、ファン・ダイクなど多くの中心選手や、控え選手も他クラブへ移る可能性があると指摘。同メディアは、「スロットは1年目にタイトル(プレミアリーグ)を獲得しながら、2年目にはほぼ新しいチームで戦うこともあり得るのだ」などと見通している。
また、「ハーベイ・エリオット、フェデリコ・キエーザ、ワタル・エンドウのような選手が、カップ戦や途中出場に甘んじるのではなく、より多くの出場機会を求めて移籍を決断する可能性もある」として、各種大会でスタメンを固定し続ける指揮官の采配も問題視する。
その上で同メディアは、「ファーストチョイスの右サイドバック、左サイドバック、完全に新しい前線、そしてバックアップの補強まで考えるのは、到底現実的ではない」として、来季の陣容を不安視。「リバプールの内部では、今すぐにでも明確な方針を打ち出す必要がある」などと訴えている。
リーグでは好結果を残すも、シーズン終盤を迎えスロット監督の手腕を問う声が膨らみ続けていることは間違いない。来季以降を見据えたチーム再編も求められる中、指揮官はどのように軌道修正を図るだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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