「国際大会では絶対必要」侍ジャパン 勝利の鍵を握るとされる「投手の名前」
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今年3月に控える第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の最終メンバーに注目が高まっている。
すでに大谷(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木(カブス)などの現役メジャーリーガーを含む先行メンバー12名が発表されている。投手陣ではNPBから山本(オリックス)、佐々木朗(ロッテ)、戸郷(巨人)、今永(DeNA)などが先行メンバーに含まれる中、最終メンバ―入りするのは果たしてどの選手となるのか、様々な視点から意見が出ている。
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巨人、メジャーでも活躍した高橋尚成氏は11日に更新された自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」の中で、侍ジャパンの投手陣について言及。先日行われた栗山監督の会見の様子も見たという高橋氏は「世界一をどうしても獲らないといけないという使命を感じた会見だった」と話した。
その上で投手陣については「各ピッチャーの能力が高いから色々な使い方ができるのではないか」と期待を寄せ、現在候補としてあがっている投手の中では青柳(阪神)に関して「右のサイドスロー気味のピッチャーも必要」と、特に国際大会では変則的な投手は有効という見解を示した。
さらに短期決戦や外国人打者に有利な投手の特徴を聞かれた高橋氏は、メジャーリーガー相手などでは力と力のぶつかり合いでは厳しいとした上で、日本人選手の特性を生かした「低めの変化球の制球力」「高低を使えるか」「左右でゆさぶれるか」などの条件をあげた。
そして高橋氏が推す青柳といえば、昨季も13勝4敗、防御率2・05の抜群の安定感を誇り、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、ベストナインのタイトルを獲得するなど阪神が誇るエース投手でもある。