【WBC】全員150キロ超のスピード侍!技巧派排除し「奪三振能力」高い15人選出!
WBC大会ルールは、2022年メジャーリーグに準ずると定められており、ワンポイントリリーフは禁止。最低打者3人と対戦するか、そのイニングを完了するまでは交代できない。2017年大会のメンバーだった秋吉亮(元ヤクルトなど)のような変則投げ、宮西尚生(日本ハム)のようなワンポイントのスペシャリストは今回、選出されていない。
気になるのは、国際経験の少なさ。佐々木朗は21歳、高橋宏は最年少20歳と、20代前半のフレッシュなメンバーが多い。不慣れな国際使用球に苦しみ、本来の力を発揮できないリスクも考えられる。その点、栗山監督は「同じ力があるなら、さらに勢いが出たり、プラスアルファを出してくれる選手の力は必要だが、若い選手を選ぼうとしたつもりは全くない。いろいろな状況、場面を考えて、一番勝ちやすい選手を選んだ」と話した。
目先を変えるのではなく、真っ向勝負。奪三振能力の高い投手陣が、世界を力でねじ伏せる。2009年以来の世界一奪回に挑む指揮官の強いメッセージが、剛腕15人の発表にこめられている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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