「守備固め、代走では魅力がない」球界OBが指摘する二軍落ちとなった巨人・オコエの「生きる道」
開幕戦から1番を打つなど高い期待を集めたオコエ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人のオコエ瑠偉外野手が8日に出場選手登録を抹消された。現役ドラフトで楽天から移籍、開幕戦に「1番・左翼」でスタメン出場するなど、ファンの間に鮮烈な印象を残したとあって、この判断をめぐって賛否両論が起きている。
ここまで計23試合で打率2割4分7厘、2本塁打、6打点。直近は2日のヤクルト戦からスタメンを外されており、10打席無安打となっていた。オコエ降格の判断に関して原監督は「試合にあまり出てないしね。まだまだ若いし」と2軍再調整で打席数を与える方針を示した。
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今回のオコエの降格に関して球界内からも様々な考察の声が出ている。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は9日に更新した自身のユーチューブチャンネルでオコエについて言及している。
ファンの間から賛否両論が起きている今回の降格に関しては「4打席フルで使いたい選手だから、一軍に置いとくと試合勘がなくなってしまう」と一軍首脳の判断にまずは理解を示した高木氏。
足や守備力の高さも知られていることから、「まだ一軍で使える」との声もあるが、この点に関しても同氏は「オコエは試合にずっと出続けて味が出る選手。守備固め、代走では魅力がないよ」とし、ファームで調子を落としている打撃を鍛え直すことが順当で今後もこの繰り返しになるという見方を示した。