ソト集中のドジャースやヤンキースを出し抜く大型契約 ジャイアンツがアダメスと7年総額273億円で合意「衝撃的な出来事」
地元放送局『NBC Sports Bay Area』は「ポージーは編成本部長として初めて重要な動きを見せた。ソトの決断を心待ちにしていた球界にとっては衝撃的な出来事だったが、だからこそジャイアンツにとって狙い目のタイミングとなった」と球団上層部の交渉術を評価。さらに複数球団が動いているソトの契約交渉が長引く中でアダメス獲得を成功させた動きを、次のように伝えている。
「ソトを獲得できなかった大都市のチームにとって、アダメスは明らかなバックアッププランとして浮上していた。しかし、ポージーとジャイアンツは、他のチームがより積極的に獲得へ動く前に価格交渉を進め、ついにはアダメスを獲得できないようにした」
「ジャイアンツが正しい決断をしたかどうかは時が経てばわかるだろう。だが、ポージーは少なくとも、現職に就任して初のオフシーズンで明確なメッセージを送った。彼は、大物FAとの契約を成立させるために何をすべきかを知っているようだ。これは、2位で終わることに慣れていたチームにとって、正しい方向への一歩だ」
今後も投手強化を進めると見られるジャイアンツ。その補強次第では、来季のアメリカン・リーグ西地区で、「打倒ドジャース」の急先鋒となるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「狂ってる」衝撃の15年7億5000万ドルに反発 FA目玉ソトの“大谷超え”予測に元ヤ軍戦士が異論「そんな大金払うわけない!」
【関連記事】「何を緊張するの? 僕は何もしてないのに」関係者を仰天させた大谷翔平の“訴え” 水原元通訳の違法賭博事件をド軍副社長が回想
【関連記事】大谷翔平の持つ数字以上の“影響力” お茶の間で人気が尽きぬ理由は、野球人気を本気で憂う「何気ない言動」にあり