バレー女子日本、パリ五輪1次Lは厳しい戦いか? 日本と同組のブラジルメディア「死のグループを脱出」と紹介
今夏のパリ五輪1次Lの組み合わせで日本はブラジルと同じB組となった(C)Getty Images
今夏のパリ五輪バレーボール女子1次リーグ組み合わせ抽選が、6月19日にタイのバンコクで行われた。世界ランク7位の日本は同1位のブラジル、同4位のポーランド、同20位のケニアと同じB組に入ることになった。
【画像】女子バレーのパリ五輪1次L組み合わせが決まる!日本と同じB組の面々は
これには、ブラジルメディアも早速反応した。現地メディア『ge.globo』は、記事の中で「世界ランキング首位のブラジルはシード権を獲得し、ポーランド、日本、ケニアと同じB組に入り、死のグループを脱出した」と紹介している。
その理由として、「ブラジルは最近、ネーションズリーグの予選でポーランドと日本を破った。ジョゼ・ギマラエス監督率いるブラジルは、昨年のパリ五輪予選女子東京大会で日本代表と対戦し、オリンピック出場権を獲得している」とし、「ブラジル人のルイゾマール・デ・モウラ監督率いるケニアは、パリ大会への出場が保証されているチームの中では最下位の20位である」と伝えている。
さらに同メディアは、「開催国のフランスは、最も強いと考えられるグループにシードされた」とし、アメリカに加え、世界選手権2連覇の難敵であるセルビア、中国がいるA組は、いわゆる「死の組」だと紹介した。
また、「世界ランキング2位のイタリアも楽ではない。トルコ(2023年のネーションズリーグ優勝者)、オランダ、ドミニカ共和国と同じグループに入った」と伝えた。
日本にとっては「死の組」を回避したとはいえ、ネーションズリーグ(VNL)予選ラウンドではブラジルとポーランドに敗れており、厳しい戦いとなることが予想される。