「殺す気で行った」YA-MAN戦後に朝倉未来が繰り返した「引退」の二文字 “路上の伝説”はこのまま終わるのか
YA-MANに1回KO負けを喫した朝倉。打撃で敗れたカリスマは今何を思うのか。(C)Getty Images
“路上の伝説”が、ショッキングな形で敗れた。11月19日にオープンフィンガーグローブ(OFG)の立ち技打撃格闘技イベント「FIGHT CLUB」(場所非公開)のメインイベントで、初参戦となった朝倉未来がYA-MANに1回KO負けを喫した。
【動画】壮絶な打ち合い! 朝倉未来が衝撃KOを喫したYA-MAN戦のハイライトを見る
ともすれば、「あっけない」幕切れだった。判定決着なしルールの下で行われた試合は、開始とともに両者が打ち合いになる。そのなかで朝倉は積極果敢に攻めに出たYA-MANを前に守勢に回る。
そして、コーナーに追い込まれたカリスマは、圧力を高めて押し返そうとするも、YA-MANがカウンター気味に放った渾身の右ストレートを顔面に被弾。瞬間的に意識を失って前のめりに倒れた朝倉は気迫で立ち上がるも、追撃のラッシュに為す術なし。ふたたび崩れ落ちてKO負けを喫した。
予想だにしていない結果に列島も騒然となった。慣れないキックボクシングルールだったとはいえ、今年7月に行われた「超(スーパー)RIZIN.2」で、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に1回タップアウト負けを喫してから挑んだ初の実戦で、またもあっけなく敗れたのである。
1 2