日本人投手の重圧は「理解できない」ダルビッシュ有との“珠玉の投手戦”を制した山本由伸をロバーツ監督も激賞「彼らは日本を背負っている」
相手先発だったダルビッシュ有との珠玉の投手戦で異彩を放った25歳。昨オフに12年3億2500万ドル(約465億円)の超巨額契約を締結した価値を証明したと言えよう。
そんな圧巻の投球には、指揮官も脱帽する。試合後のシャンパンファイト後に米スポーツ専門局『FOX Sports』の中継番組にゲスト出演したデーブ・ロバーツ監督は、「誰も彼にかかっている期待やプレッシャーの大きさは理解できないと思う。彼らは日本という国を背負って戦っている」と強調。そして、背番号18の見せた胆力を絶賛した。
「その点はユウ・ダルビッシュもそうだ。彼らは皆、日本を背負っている。今日のヨシは初球の97マイルから集中していることが分かった。試合前には彼がどれだけのイニングを投げるかを聞かれていたが、私は自分の目で彼を見てとことん信頼することに決めていた」
ドジャースをポストシーズンでの生き残りに導いた山本。そんな若き日本人右腕を抜擢するという賭けを制したロバーツの勝負師ぶりもまた見事であった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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