陽岱鋼 巨人5年15億の「収支決算」とは

タグ: , , 2021/12/1

 野球界はシーズンオフに入った。各球団、選手たちの契約更改交渉や移籍のニュースが飛び交う中、去就が注目されている選手もいる。今季で5年の長期契約を終え、巨人を自由契約となった陽岱鋼外野手(34)もその一人。「新しいステージで挑戦したい」と自身で申し出て巨人を退団。新たな移籍先を探しているとされるが、果たして陽の巨人時代の成績はどうだったのか。今1度、振り返ってみる。

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 日本ハムに在籍していた2016年オフにFA宣言。俊足巧打の右の外野手をめぐってはオリックス、楽天が続々名乗りを上げる中、12月に入って最後に獲得表明をした巨人が5年15億円(金額は推定)と異例の大型契約でかっさらったことも話題を呼んだ。

 2016年シーズンの陽の成績は打率293、14本塁打、2年ぶり4度目のゴールデングラブ賞に輝くなど、まさに「旬」の選手だった。巨人としては固定できていなかったセンターライン、1、2番を担う存在として期待。入団会見に臨んだ陽は「打率にはこだわっている。3割バッターになりたい」と前向きに意欲を語っていた。

 しかし結果として、移籍後5シーズンでキャリアハイとなった19年シーズンに110試合に出場し、2割7分4厘、4本塁打、21打点の成績を残したが、出場100試合を超えたのはこの年だけ。翌2020年は38試合、最終年となった今季は7試合に出場し、打率143、0本塁打、0打点に終わっていた。





 自慢の「足」が生かせなかったことも響いた。盗塁王に輝いた日本ハム時代の2013年には「47」盗塁をマークしたが、巨人在籍5年間のトータル盗塁数はわずか「7」。日本ハム時代から度重なる故障に悩まされてきたが、巨人移籍後も下半身のコンディション不良に度々悩まされるなど本来の力をなかなか発揮できず、苦しんだ。

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