「またしても力不足だった…」WS打率「.083」のジャッジを米メディアが痛烈批判「レガシーに傷をつける」
ジャッジの不振がヤンキースに大きな影を落としている(C)Getty Images
ア・リーグ本塁打王に厳しい視線が注がれている。
ヤンキースのアーロン・ジャッジは現地時間10月28日(日本時間29日)、本拠地で行われたワールドシリーズ第3戦に「3番・中堅」でスタメン出場。今シリーズ、9打数1安打6三振と不振に陥る主砲の復活が期待されたが、この日も快音は聞かれず。チームも2-4で敗れ、ワールドシリーズ3連敗と崖っぷちに立たされた。
【動画】変幻自在の投球でジャッジを圧倒! 山本由伸の奪三振シーン
2点を追う初回。1死一塁で打席に立ったジャッジは、フルカウントからドジャース先発ウォーカー・ビューラーの外角へ逃げるカットボールに空振り三振。これでポストシーズン6試合連続三振となった。
4回の第2打席は、甘く入ったナックルカーブを捉えたかに思われたが左飛。第3打席は投ゴ、第4打席は四球を選んだものの後続が続かず得点には結びつかなかった。
これでワールドシリーズの成績は12打数1安打、打率.083。レギュラーシーズンは58本塁打、144打点を記録して2冠に輝いたが、今シリーズはここまで本塁打も打点も生まれていない。
快音が聞かれないジャッジに対し、米メディア『nj.com』は「アーロン・ジャッジのプレーオフでの惨敗は、ヤンキースでの彼のレガシーに傷をつけるだろう」と題した記事を配信し、厳しく批判している。