FAで移籍して2年で年俸75%ダウン・・・からの優勝に貢献!金村義明がFA裏話を告白
翌年は復調し、「どうでもいいところのピンチヒッターと乱闘要員」として一軍に帯同するも、2年でわずか1本塁打に終わり、シーズン終了後に25%ダウンで契約更改。
「もうクビだと思っていたら『秋季キャンプに来い』って電話があって。(選手生命)もう一年は繋がったと思っていたら、年俸25%ダウン。FAで行ったのに2年間で75%ダウン」
捲土重来を期して挑んだ3シーズン目は、開幕直後にトレードで西武に移籍。単身赴任で名古屋から所沢へ居を移した。
「西武の寮に入れてもらってん。松井稼頭央、大友進、高木大成(高はハシゴ高)、森慎二、小関竜也とか若い子の中に30歳過ぎのおっさんが入ってきたから、みんな色目で『関西から変なの来たぞ』って。1ヶ月くらい誰も。一人で黙々とトレーナー室行って電気当てて、風呂入って。寮は禁酒やから自分の部屋で焼酎を飲みながら、『これ少年院ちゃうかな?』って(笑)。有刺鉄線張ってあるし(笑)」
若手と交じっての生活で、精神面でもチームに貢献。松井、大友、高木といった若手が台頭し、チームは3年ぶりにリーグ優勝を果たした。
「1ヶ月ほどしたら稼頭央や大友やみんな『兄貴!兄貴!』言うようになって、息子みたいに可愛がって。一年経ったら、年俸75%ダウンしていたのが優勝旅行にも行って、年俸もまたアップした。それで女房子供を東京に呼んで、庭付きの一軒家を借りて、ハチマキ巻いてバーベキュー。寮出て行ったみんな家が近所だから、『こいつらといたら毎年優勝できるわ!』って。お好み焼き焼いたり、焼肉したりして。それで2年連続優勝」
西武3年目となる1999年には平成の怪物・松坂大輔さんが入団するも、世代交代の流れを受けその年限りで現役を引退。
動画では松坂大輔さんとの思い出や涙の引退試合の真相なども語っている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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