「MVPはジャッジ。大谷は・・・」金村義明氏が語るア・リーグMVP予想とは

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(C)Getty Images

 今季も異次元の成績を残す活躍をみせたメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平

 その大谷は、日本時間今月18日に発表されるアメリカンリーグMVPに2年連続での表彰がかかっている。

 そんな大谷について、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTube「アスリートチャンネル」に出演した、元近鉄等で活躍した金村義明氏が、今季の大谷の活躍を振り返ると共に、MVP獲得についてコメントをした。

【動画】金村義明氏が語る「あなたは大谷派?ジャッジ派?」






 投手として28試合に登板し、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振。

 打者としては打率.273、160安打34HR打点95という成績を残し、ベーブ・ルース以来メジャーでは104年ぶりとなる2桁勝利&2桁本塁打、メジャー史上初となる規定打席&規定投球回を達成した大谷。

 金村氏は、「途中マイク・トラウトが離脱している中でも15勝ですから、エンゼルスじゃなかったら20勝はいってましたね」というほど、特に「投手大谷」としての成績を評価。

 今季投打共に偉大なる成績を残した大谷は、2年連続受賞がかかる今季のアメリカンリーグMVP候補に選出。

 その大谷のライバルとして挙げられているのが、リーグ新記録となるシーズン62本塁打を放ち、打撃部門2冠に輝いた、ヤンキースのアーロン・ジャッジだ。

 巷ではジャッジが優位ではとも噂されているが、金村氏は両者の投票についてこのように話す。

「ピッチャー上がりでMVPを獲った人はみんな大谷派ですよ。一方でバッター上がりの人はジャッジでしょうね。60年ぶりの記録を抜いたわけですから。パワー=アメリカのように、単打打つ人よりもHRを打つ人が評価されがちですからね。
HRは昔、バリー・ボンズなどたくさん打っている人はいますが、彼らはみんな薬物(筋力増強剤ステロイド)使用していますからね。その分ジャッジは薬物なしで、なおかつ低反発のボールであれだけ打ったわけですからね」

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