巨人移籍6シーズン目で左翼コンバート 丸佳浩の現在地「求められる役割」「課題」とは
また年間通しての安定したパファーマンスも課題となりそうだ。昨季は開幕直後に絶不調に陥り、7月に打撃不振で二軍落ち。負傷や体調不良以外の抹消は2年ぶりとなった。このときは自己申告制で球宴期間を利用して、後半戦から復帰となったが、8月には左ひざの蜂窩織炎(ほうかしきえん)のため、再び登録抹消。約2週間でこのときも1軍復帰を果たしたが、チームはその間、苦しい戦いを強いられた。選球眼の良さで知られたが、ボール球に手を出すことも増えた。打ちだしたら止まらないとされる打撃の好調さを長くキープする、好不調の波を少なくすることが目指すレギュラー獲りに大事なポイントとなりそうだ。
チームには欠かせない力として長く貢献してきた。今季でプロ17年目、35歳シーズンを迎える。まだまだ老け込む年でもなく、プレーヤーとしては円熟味あるプレーが十分期待できる。
意地を見せられるか、引き続き注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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