見せた“メジャー史上最高額”の凄み 百戦錬磨の名将が2回ゼロ封発進の山本由伸を絶賛「だからドジャースは契約したんだ」
オープン戦でしっかりとインパクトを残した山本。その快投には敵将も絶賛した。(C)Getty Images
百戦錬磨の名将も舌を巻く快投だった。
現地時間2月28日、ドジャースに所属する山本由伸は、敵地レンジャーズとのオープン戦に先発登板し、2回(19球)を投げ、被安打1、無失点、3奪三振を記録。メジャーでの初実戦で強打を誇る相手打線を圧倒した。
【動画】強打者セミエンから奪った初三振! 山本由伸の快投をチェック
今オフにメジャーの投手史上最高額となる12年3億2500万ドル(約463億2500万円)の契約を締結した日本人ルーキーは、周囲の期待に違わぬ快投を披露した。
初回に先頭打者のマーカス・セミエンを96マイル(約154.5キロ)のストレートで空振り三振に切って取ると、2番のエバン・カーターにセンター前ヒットを許したが、ワイアット・ラングフォードをサードへの併殺打に仕留める危なげない立ち上がりで、球場のファンからも称賛の拍手を集める。
2回は2奪三振を含む三者凡退に仕留めた山本。予定していた2イニングをわずか19球(うち16球はストライク)で終えるピッチングには、本人も「良い緊張感で投げられた」と安堵の笑みを浮かべた。
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