山本由伸、“必然”の快投! 韓国での屈辱KOの背景にあった思わぬアクシデント「K-POPのライブで待ち時間を――」
カージナルス打線をねじ伏せた山本。その投球内容に賛辞が集まった。(C)Getty Images
惜しくも白星は付かなかった。それでもメジャー史上最高額の右腕が本拠地デビュー戦で見せつけた投球は、次回以降に大きな期待が持てる内容となった。
【動画】これぞ日本のエースだ! 山本由伸の圧巻3者連続三振シーン
現地時間3月30日のカージナルス戦で、ドジャースの山本由伸が本拠地初登板。5回(68球)を投げて、被安打2、無失点、5奪三振と貫録の投球。後続の味方投手が打ち込まれてメジャー初勝利はお預けとなったが、地元ファンから万雷の拍手を受けた。
去る3月21日に韓国・ソウルで行われたパドレス戦での前回登板は、被安打4、2四死球、5失点でKO。本人も「責任も感じてます」と猛省するほどにとことん打ち込まれた。そうしたなかで「修正するポイントは分かっています」と語っていた山本は、まさに有言実行と言える内容を披露した。
初回に3者連続三振という圧巻のスタートを切った山本は、その後もストライク先行で小気味よく投げ進めていく。ポール・ゴールドシュミットやノーラン・アレナドといったメジャー屈指の強打者も居並ぶカージナルス打線との対峙だったが、この日は縦に大きく割れるカーブが冴え、的を絞らせずに翻弄。4回終了時に雨天により約35分間の中断もあったが、5回も無失点で切り抜けた。
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