「どん底に落ちた」9回二死からまさかの敗北に怒りの声 山本由伸の快投をふいにしたド軍救援陣に非難噴出「本当に悪夢だ」
力投してマウンドから降りる山本(C)Getty Images
何としても欲しかった勝利までは、あと一人だった。
現地時間9月6日、ドジャースは敵地でのオリオールズ戦に3-4でサヨナラ負け。先発した山本由伸が9回二死までノーヒッターを続ける快投を見せたものの、3-1とリードしたまま12勝目の権利を持って降板した直後、救援陣がつかまって敗北……。泥沼の5連敗となった。
エースの熱投も実らなかった。初回から凡打の山を築いた山本は、9回二死から1番のジャクソン・ホリデーに右越えソロを被弾し、無念の降板を余儀なくされるまで、8回2/3(112球)を投げ、被安打1、1失点、10奪三振と快投した。
ただ、そこからの継投が誤算となった。2番手となったブレイク・トライネンが二塁打と3四死球で押し出し。さらに二死満塁のピンチでマウンドに送り出された守護神のタナー・スコットが、エマヌエル・リベラに逆転サヨナラ2点適時打を浴びた。
連日のように繰り返される中継ぎ陣の“投壊”。勝利まであと一死としたシチュエーションからの逆転負けには、波紋が広がった。
無論、日夜ドジャースを追っている記者陣からは怒りの声が上がる。専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXに「ドジャースにとって今季最悪の敗戦だ。本当にありえない」と投稿。さらに「ドジャースはどん底に落ちた。今日の敗戦はあらゆる意味で許しがたい」と嘆いた。






