「MLBを目指した中で最高の投手」ポスティング間近の山本由伸を米メディアが大絶賛!一方でメジャーへの適応や長期契約に懸念も

山本の獲得に何球団が手を挙げるのか注目だ(C)Getty Images
今オフ、オリックスからポスティングでのメジャー移籍が容認された山本由伸に対する、米国内での評価は極めて高い。多くの球団が入札に参加することが確実視されており、MLBでも「エース級」と評する報道も少なくない。もちろん、現在までNPBから米球界移籍の意思を表明した4人の日本人投手の中でも、実績もずば抜けていることから、ルーキーシーズンとして迎える2024年の活躍も見込まれる存在だ。
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間もなくポスティングされる日本人右腕に対し、米国メディアでは移籍決定前でありながらも、これまで海を渡った日本人選手との比較もすでに行われている。
カブスの情報を扱う『SBNATION Bleed Cubbie Blue』では現地時間11月13日(日本時間14日)、山本を紹介する特集記事を配信した。その中では、過去にカブスに在籍した日本人プレーヤーを振り返りながら、山本についてNPB史上最高の実績を持つ投手と伝えている。
その中で「ヤマモトは日本からMLBを目指した中で最高の投手だと言われている」と綴っており、「彼の数字を見てほしい。オリックスに在籍した7シーズンのNPBで、ヤマモトは897イニングを投げて防御率1.82、WHIP0.935、922奪三振、206四球を記録している。9イニングあたり9.3奪三振、わずか2.1四球である」といった各スタッツを紹介。「3年連続で日本のサイ・ヤング賞に相当する賞を受賞している」として、沢村賞受賞の実績も記している。