米メディア発表の「FAランキングトップ50」に日本人3選手がランクイン 山本由伸は「タナカを超える」と高評価

タグ: , , , , , 2023/11/5

大谷はもちろん、山本への評価も高い。今永はやや落ちるが、こちらも入札される可能性は高そうだ(C)Getty Images

 11月3日(日本時間4日)、現地スポーツメディア『CBS Sports』は「MLBフリーエージェント(FA)トップ50ランキング」のタイトルで記事を配信。今オフにFAとなるエンゼルスの大谷翔平が1位、ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が濃厚なオリックスの山本由伸が2位、DeNAの今永昇太が39位にランクインした。

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 今オフのMLBストーブリーグで最大の目玉とされる大谷翔平。二刀流スターは今季、44本塁打をマークし、メジャーリーグで日本人史上初となる本塁打王を獲得。投げても10勝、防御率3.14を記録し、異次元の活躍を見せた。

 右肘靱帯を損傷した影響もあり投手としての復帰は早くても2025年になる見通しだが、同メディアは「野球史上最も才能のある選手は、間もなく最も裕福な選手になるだろう。記録破りの巨額の年俸を受け取ることは確実」と史上最高額で契約を結ぶ可能性を示唆。また、獲得に乗り出す球団にドジャース、パドレス、ジャイアンツを挙げた。

 また、同メディアは2位にランクインした日本のエース、山本にも注目。NPB通算7年間での防御率が1.82と驚異的な成績を残していることから、すでに現地では注目が集まっている。同メディアは山本を「ヤマモトは若さ、実績、才能を兼ね備えている。MLB球団のユニフォームを一度も着たことのない選手の中で世界最高の投手だ」と最大限の評価を記載。右腕の特徴については「彼は約半分の確率で90マイル中盤の速球を投げ、それを空振りを取れるスプリットと高スピンのカーブで補っている。今シーズン、これらの投球は少なくとも65%でストライクを奪っている」と紹介し、「各チームが入札を躊躇する理由はなく、ヤマモトがマサヒロ・タナカの記録的な1億5500万ドル(約231億円)の契約を超える可能性が非常に高くなっている」と契約内容についても言及した。

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