「探求心がすごい」球界OBが着目する侍ジャパン・山本由伸の新フォームの凄みとは
川上氏は動画の中で、かつてオリックスや大リーグマリナーズでプレーし、日米で多くの記録を達成したイチロー氏のバッティングがキャリア序盤の「振り子打法」から、さまざまな形に変化したことを例に挙げ「彼(山本)の中では新たなフォームでの少ない動きで、去年までと同じ(効果が得られる)投球が出来ているんだろう」と説いている。さらに「そのレベルになると僕らにはわからないゾーンに入ってくる」と非常に高いレベルで投球のメカニックに取り組んでいると評価した。
この日の投球全体についても「今日の内容も良かったが、本番までには微調整を加え、もっともっと『らしく』なっていく」として、さらなる投球の質の向上に期待を寄せた。
すでに近い将来のメジャー移籍も有力視されている日本が誇る絶対エース。常に進化を追い求める24歳がここからさらにギアを上げ、WBCのマウンドでどんな勇姿を見せてくれるのか、楽しみは膨らむばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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