「探求心がすごい」球界OBが着目する侍ジャパン・山本由伸の新フォームの凄みとは

タグ: , , , , , 2023/2/27

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 侍ジャパン山本由伸(24)が26日、ソフトバンクとの壮行試合(宮崎)に先発、3回を投げ39球、2安打2失点だった。

 味方の失策も絡み、この日は失点。一方、話題を集めたのは今季より取り組んでいるという新たな投球フォームにもあった。「スムーズな体重移動」を目的に、左足をあまり上げずにクイックのような形で投げる新フォームが投球にどのような影響を与えるかが、注目された。この日の投球では球が高めに浮く場面もあったが、初回はソフトバンク打線の中軸である、栗原陵矢(26)、柳田悠岐(34)から威力のある直球で連続三振を奪うなど、随所でボールの威力を感じさせていた。

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 この球界No.1投手がみせた新たな取り組みには、日米で活躍した大物OBも関心を寄せている。

 現役時、中日で最多勝を2度獲得、沢村賞にも輝き、大リーグブレーブスでもプレーした中日OBの川上憲伸氏がYoutubeチャンネル「川上憲伸 カットボールチャンネル」を26日に更新、実際の映像を見ながら、山本のピッチングについてコメントしている。

 川上氏は、この日のストレートが高めだった点に触れながら「若干、(ボールが)指にかからず浮いたのかもしれない」と述べながら「彼のレベルからすると次のゲームでは修正できるはず」と分析。

 またそのレベルの高さ故、「探求心、これで満足してはいけない」と自身が新しい技術を追い求める気持ちが強いと指摘。その上で「一見、投げ急ぎの様にも見えるがシンプルに投げている」と新フォームの印象を語っている。

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