山本由伸がメジャー初のライブBPへ 開幕カードに向けてオープン戦3試合での登板を米メディアが予想
山本はメジャー仕様のボールにも徐々に慣れてきたようだ(C)Getty Images
ドジャースの山本由伸は、現在行われているスプリングトレーニングで順調に調整を進めており、米国内では実戦形式の登板の日程も伝えられている。現地時間2月17日(日本時間18日)にライブBPで打者を相手に投げる予定であると、『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が自身のSNS上に綴っている。
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この情報に対し、ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』も反応。期待の日本人右腕が初のMLBレギュラーシーズンでの登板に向かうに当たり、今後の調整メニューについて持論を展開している。
同メディアは、「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、韓国で行われるソウル・シリーズの先発投手をすぐに決めるつもりはないようだが、ドジャースはオフシーズンの早い時期から計画を立て、投手陣を早期開幕に向けて調整を進める必要がある」と指摘。
その上で、山本が3月20・21日に韓国で開催される開幕カード、パドレス2連戦での登板を有力視しており、2月17日と報じられている初の実戦形式の登板から、向こう1か月間の練習日程を予想。今後、エンゼルスやレッズなどを相手に3度のカクタスリーグ登板などを想定し、いずれも中5・6日での登板で調整を続けながらパドレスとの2連戦でのデビューを目指すと見込んでいる。
同メディアは「ドジャースがヤマモトを開幕早々に準備させるための方法のひとつ」と論じながら、開幕までに、中6日から中5日での登板間隔に移行するとも見通しており、「そうすれば、3月20日や21日の韓国でのゲームで、不規則な休養で投げることはなくなるだろう」と主張。