「明らかなボールを全部ストライクと・・・」現役時代の「審判エピソード」を佐藤義則氏が告白!「おかげで218球投げ切った」
4月24日のオリックス対ロッテの一戦で、ロッテ・佐々木朗希が投じたある一球がボール判定となったことをきっかけにその判定に佐々木朗が不服そうな表情を浮かべたとして白井一行球審が詰め寄ったことで、騒動になっている。
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近年はリクエスト制度を導入し、判定についてリプレイ検証を求められるようになるなど、一昔前に比べると判定に対する見直しがおこなわれる機会も増えた。だが、ストライク・ボールという球審のジャッジだけは依然としてその時々の審判の判定に委ねられている状況だ。
今回の一連の騒動を受け、現役時代に阪急(当時)、オリックスで活躍し、引退後は楽天、ソフトバンク等で投手コーチを務めた佐藤義則氏が、自身の現役時代に経験した、審判とのあるエピソードについて明かした。
今回の佐々木の件について、
「若いから、審判に上手く話を聞きに行くことができなかった感じだと思いますね。ちょっと遠慮もあったと思います」
と話す佐藤氏。
自身の現役中にも、判定を巡って様々な感情があったと話すが、その際こんなことを念頭におきプレーをしていたという。
「監督・コーチにも、審判には文句を言わないようにと言われていました。なので、何かあったら反対にこっちから判定に対して質問をしたりしていましたね。あまり審判を怒らせないようにしていました。時には向こうに助けられている時もありますから。揉めたら損ですからね」