「やっぱり左足だね」自己ワースト6連敗中の楽天・田中将大の「課題」を日本一の投手コーチ、佐藤義則氏が語る【前編】
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楽天・田中将大が長いトンネルから抜け出せない。
6月17日に行われたソフトバンク戦では、先発した田中は5回を投げ4本塁打を含む12安打、7失点と、田中らしくない投球となった。
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この4被弾は、日本では初。5回を投げて、7失点は11年以来となる自己ワーストタイ記録。さらに24日の西武戦でも勝てなかった田中は6連敗と、自身ワーストを更新した。6月末時点で4勝7敗と、本来の実力が発揮できずに苦しむシーズンを続けている。
日本を代表する投手に、一体何が起きているのか。何故勝ち星から遠ざかってしまっているのか。田中をメジャー挑戦前の楽天時代に指導、日本一に輝いた「24勝無敗」時代も知る野村克也氏や星野仙一氏に「日本一の投手コーチ」と称された佐藤義則氏の目にはどう映っているのか。「CoCoKARAnext」が独占インタビューを行った。
「テレビで見ると左足がすごいオープンになってるように見えた。カメラの問題なのかもしれないけど。正面向くのがすごく早いような感じで見てたんですけどね」
と、長年近くで指導してきた佐藤氏は、田中のフォームにその原因の一つが隠されていると分析。
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