「ヒット数より四球の方が多かった」侍ジャパン、中国戦で残った”課題”を佐藤義則氏が検証「配球も気になった」【WBC】

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 また、キャッチャーの配球も改善の余地があるという。「個人的な意見だけどね」と前置きしつつ、同氏は次のように語った。

「配球が気になった。真っすぐとフォークだけだとピッチャーが大変。湯浅は1イニングだから真っすぐとフォークだけでもいいけど、長いイニングを投げるピッチャーにはもっとカウントを取るボールを投げさせないと厳しい。戸郷が投げている時は、余裕を持って、スライダーでもカーブでも、そういうボールがほしかった」

 大谷の後を受けた戸郷翔征(22)は元々フォークボールを多用する投手だが、それでも日本一の投手コーチの目には”多投させ過ぎ”に映ったようだ。戸郷は中国から7つの三振を奪ったものの、これから対戦相手のレベルが上がってくれば同じようには行かない可能性がある。14年ぶりの世界一を目指す上で、配球も詰めたい要素のひとつと言えそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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